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代表・矢野久幸のつれづれ。

2025.10.29

住まいレシピの紹介「紅葉の家」

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矢野工務店の完成見学会でご来場のお客様にお渡ししている「住まいレシピ」。

 

この「住まいレシピ」は、お施主様がお家づくりをする中でこだわったポイントや暮らしの工夫、家づくりストーリーを記していただいたものです。

 

家づくりのヒントに、暮らしの想像を膨らませるきっかけに、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

 

 

住まいレシピ Vol.99

2024年 竣工

 

季節を楽しむ

「紅葉の家(くれはのいえ)」

 

 

ここに住みたい

この地に家を建てたいと決め、土地探しがスタートしました。

もともと土地が少ない地域ということもあり、時間がかかることは覚悟していましたが、まさか6 年もかかるとは…。

早く建てたい気持ちと、大切にしたいものを諦めたくない気持ち…夫婦のあいだでも意見がぶつかり、なかなか前に進まない時期もありました。

その間も、スタッフの皆さんには、見学会におじゃまするたびにやさしく声をかけていただき、ここに住みたいと思える土地に出会えました。

 

暮らしをつくる

『家に価値があるのではなく、暮らしに価値があるのです。』

これは、矢野工務店さんの勉強会で教えていただいたものです。

おしゃれな家やインテリアを探すことに夢中になっていた私は、この言葉にはっとさせられ、はじめて矢野工務店さんのモデルハウスを見に行った時のことを思い出しました。

無垢材を使ったあたたかくやさしい雰囲気のお家に、地に足がついた暮らしが想像できたあの感覚。

知れば知るほど、デザインや使い勝手はもちろん、安全性や性能にも細かい配慮やこだわりがつまっていること。

これまでに、矢野工務店さんが建てたお家をたくさん見せていただきましたが、そのひとつひとつに、施主の思いや暮らしに合わせた工夫がつまっていて、どのお家もとても素敵でした。

長い間、ずっと矢野工務店さんにお願いしたいと思い続けられたのは、こういうことだったんだと。

 

思いをかたちに

待ちに待ったマイホームづくりが始まると、毎日がワクワクの連続でした。

購入した土地に合わせたプランをはじめて見せていただいた時の感動は、今でもはっきり覚えています。

いろんな希望をまとめていく作業は、自分たちの暮らしをあらためて見直すきっかけになりました。

「パパはよく〇〇するよね」「ママは〇〇があった方がいいんじゃない?」と、最近しっかりしてきた娘も一緒にあれやこれやと話す時間は、とても幸せでした。

そんな時間を重ねながら、生活パターンに合わせた動線と、それぞれの好きなこと、やりたいことが叶えられる居場所づくり、家族の存在を感じながら生活できる空間づくりが、少しずつかたちになっていきました。

頭から煙が出そうなほど考えた我が家ですから、「どこが一番好き?楽しみ?」と言い合っても、いつも一つにはしぼれません(笑)。

 

感謝

社長さんには、景色がきれいに見える窓や空間に広がりをもたせる天井の造りなど、私たちでは取り入れられなかった部分の提案をたくさんいただきました。

また、夫も大好きな時計の話で盛り上がり、お会いするたびに楽しい時間が過ごせました。

細かい数字やぼやっとしたイメージを素敵な間取りや家具に仕上げて下さった設計の山田さん、高田さん。

とくに、本棚で仕切ったジムコーナーと物干しスペースがお気に入りです。

上棟の日、足場をひょいひょい登って、たくさんの大工さんたちをまとめている姿がとてもかっこよかった現場監督の金山さん。

いつも現場の状況を丁寧に説明して下さり、安心してお任せすることができました。

そして、土地探しの時からずっとやさしく寄り添って下さった営業の小松さん。

私たちの思いを現場に伝えて下さるだけでなく、家族の様子や体調にまで、たくさんのお気遣いをいただき感謝いたします。

上棟の日は、凍える寒さでした。それでも、にこにこ笑顔でお世話して下さった美央さん。美味しいものの話が弾みましたね。

寒い時期に、朝早くから工事をして下さった大工の皆さん。

削った木材の粉が舞うなか、毎日真っ白になりながらのお仕事、本当にありがとうございました。

たくさんの方々にお世話になり、素敵な我が家が完成しました。心からお礼を申し上げます。

私たちの思いがつまったこの家で過ごす日々がとても楽しみです。

今後も、末永くよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 


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