2020.03.07
矢野コンセプトモデル(2棟目)
カテゴリ:
RKC 住まいるパーク V
矢野コンセプトモデル(2棟目)
6m×6m 延21坪の小さい家
「小さい家 0606」
木造枠組壁工法で上棟が始まりました。
木造枠組壁工法(いわゆる2×4工法)は、北米カナダからやってきた工法で
耐震性能、耐火性能、温熱環境に優れた工法です。
(日本では昭和49年にオープン化されています)
フランク・ロイド・ライトの自由学園明日館も基本は同じ工法です。
昨今の在来軸組工法の性能が高い最先端住宅は、
そのほとんどが枠組壁工法の影響によるものです。
床の剛性や壁の面材強度、
建物のねじれも配慮した許容応力度計算等、
木造枠組壁工法の設計技術がモデルとなっています。
気密、断熱、計画換気は当たり前の時代となりました。
弊社も30年前に数十棟の新築を建てていてOBのお客様もいらっしゃいます。
ただし、30年前には、
いわゆるプラットホーム工法の現場での壁組みだったため、
土台から始めて屋根が終わるまで、
棟上げに2週間程の工期がかかりました。
2週間程の工期がかかると言うことは雨の日の多い高知県では
上棟途中の毎回の養生シートが、それはそれは大変でした。
昨今は、工場で壁や床を前もって製作する技術が進んだので、
建て方が随分と早くなり2〜3日で棟があがります。
(パネルハウスさんに壁の製作やフレーミングをお頼みしています)
弊社の新しい取り組みとしての、「小さい家 0606」は、
外周りの縦枠を2×6として厚さ140ミリの高性能グラスウールを仕様し、
外壁下地面材は透湿抵抗値の低いモイスを使用して
温熱環境をG2レベルまで引き上げた寒冷地仕様となっています。
サッシにはシャノンウィンドゥさんにお頼みして
弊社オリジナルの特注大型引き込みサッシも採用しました。
(樹脂製サッシで一枚でここまでの大きさは初めてだそうです)
また、空気集熱「ソーラーウォーマー」と空気清浄装置「トルネックス」、
「パッシブ換気システム」も併用します。
隣に建つ「外とつながる家」と同じく弊社の「次世代コンセプトモデル住宅」です。
小さい家でゆとりのあるくらし
「小さい家 0606」
仕上がりがとても楽しみです。
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