代表ブログ

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代表・矢野久幸のつれづれ。

2021.12.16

「bloom house」家づくりストーリー

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矢野工務店では、完成見学会の時に毎回、

 

その家を紹介する「住まいレシピ」を作成しています。

 

見学する家の間取りや特長を書いて説明をするのですが、

 

その中にお客様の言葉として「家づくりストーリー」を書いていただいています。

 

今回の「家づくりストーリー」は2021年12月18日19日の両日見学会が行われる

 

高知市の「bloom house」の奥様に書いていただきました。

 

土地探しから始まった家づくりの想いを沢山書いていただきました。

 

ありがとうございます。

 

家づくりストーリー “風の通り道  bloom house”をご覧ください。

 

 

 

住まいレシピ

 

*土地との出会い

 

高知よりさらに人口の少ない県の、山あいの静かな家で育った夫と、田んぼに囲まれた高知の田舎でのんびりと育った私。

 

家を建てるなら、日々の喧騒を忘れられるような、別荘みたいな家がいいな…と漠然と考えていたとき、出会ったのがこの土地でした。

 

毎日出勤途中に通っていた道のすぐ上。

 

せまい急坂を上がった先にひろがる風景に、「こんなところにこんな場所があったんだ!」「トトロの世界みたい!」と、夫とふたり心を踊らせました。

 

せまい急坂の上で、一見不便な場所に思えるかもしれません。

 

「なんでこんな場所に家を?」とも言われました。

 

けれど、むしろ隠れ家のようなこの場所が、私たちふたりにはとても居心地よく感じました。

 

素敵なめぐり合わせは続き。

 

土地を所有していた不動産屋さんもとても親切な方で、「一生に一度の家造り。時間がかかってもかまいませんから、土地の契約前にとにかく色んな工務店さん、ハウスメーカーさんをまわってみてください!」と言ってくださり、私たちのモデルハウスめぐりが始まりました。

 

*矢野工務店さんとの出会い

 

どんな家を建てる?…こだわりのいっぱい詰まった家。

 

日々の喧騒を忘れられる家。流行り廃りに左右されない、歳をとってもずっと我が家がいちばんと思える家。

 

色んなモデルハウスをまわり、SNSで色んなお家を眺めながら、考えをめぐらせていました。

 

そんなとき、母とランチついでに寄ったのいちひかりタウンで、たまたま出会ったのが矢野工務店さんの”DAN DAN HAUS”でした。

 

玄関を開けた瞬間にひろがる木の香り。

 

落ち着いた佇まいに、丁寧に造られた造作家具。

 

フルオープンの窓を開けると、外と中のはざまのような、不思議で心地よい空間。

 

一瞬で魅了された私たちは、夢中になって家じゅうを見学させてもらいました。

 

それまでたくさんのモデルハウスを見てまわっていましたが、「ここに住みたい!」と思ったのは”DAN DAN HAUS”が初めてでした。

 

「住まいるパークにもモデルハウスがある」とお聞きし、その足で住まいるパークの”外とつながる家”、”小さい家0606″を見に行くことにしました。

 

住まいるパークに到着すると、常駐されていたスタッフさんに加え、なんとさっきまで”DAN DAN HAUS”にいた裕大さんが、私たちを出迎えてくださりました。

 

私たちが到着する前にと、急いで住まいるパークに向かってくださったのだと思います。

 

そんな裕大さんの人柄にも完全に魅了され、「ぜったいここで家を建てたい!」と強く思ったことを覚えています。

 

その翌日には、夫と一緒に”DAN DAN HAUS”、”外とつながる家”、”小さい家0606″を見てまわり、裕大さんから矢野工務店のお家造りのこだわりを聞かせてもらいました。

 

夫も、矢野工務店さんのお家をすぐに気に入り、またその翌日にも再度見学に行かせてもらい…3日連続で話を聞かせてもらいました。

 

「あの土地に、矢野工務店さんならどんな家を建てるんだろう?」

 

「矢野工務店さんの建てた家に住みたい」

 

とふたりの意見が合致し、それから今日に至るまでずっと、夫婦共々一度も迷うことなく、矢野工務店さん一筋です。笑

 

*お家造り

 

ついに始まったお家造り。

 

矢野工務店さんらしさは存分に味わいたいけど、自分たちのこだわりもとにかく全部詰め込みたい!と気合いが入り、何度も何度も打ち合わせをしていただきました。

 

昼間は南側の山々を、夜は北側の町あかりを楽しみたい。

 

空気がこもらない、家じゅうを風が通り抜ける家がいい。

 

家のどこにいてもお互いを感じられる家にしたい。

 

そういった思いを伝えながら、間取りを考えていただきました。

 

地鎮祭では、”風の通り道  bloom house”という名前をつけていただきました。

 

初めてこの土地を見に行ったとき、「トトロの世界みたい!」と感じた私たち。

 

トトロのイメージソングでもある”風の通り道”を名前に入れていただき、矢野工務店さんも私たちと同じように感じてくださっていたんだと、とても嬉しく思いました。

 

8月の猛暑のなか行われた上棟では、たくさんの職人さんが協力して棟上げを行ってくださり、ついに自分たちのお家が形になるんだと、感動しました。

 

完成が近付くと、毎日のように仕事帰りにお家を見に行きました。

 

仕事柄、夜遅くなることが多いのですが、真っ暗ななか、窓の外からお家のなかをのぞき、出来上がっていく様子をみるのがなによりの楽しみでした。

 

 

*完成

 

大きなフルオープンの窓で、額縁のように切り取られた山々。

 

窓を開けると南北に通り抜ける風。

 

吹き抜けから落ちるやわらかい光。

 

家じゅうどこに居てもお互いを感じられる。

 

私たちのこだわりをすべて詰め込んだお家が完成しました。

 

よく「三度建てないと理想の家にはならない」と言いますが、たとえ何度建ててもこれ以上素敵なお家にはならないと思います。笑

 

一生に一度のお家造り。

 

本当に良い方々との出会いに恵まれ、最高に素敵なお家を造っていただきました。

 

 

*さいごに

 

次々出てくる私の思いつきをすべて実現してくださった裕大さん、山田さん、現場監督の鈴木さん。

 

間取りの打ち合わせで、嫌な顔ひとつせずに一緒に考えてくださった美央さん。

 

本当にありがとうございました。

 

同じく、私の思いつきにいつも振り回されながら、いつでも寛容に受け止めてくれる夫にも感謝しています。

 

これからはこの「bloom house」で、夫と一緒に、たくさんの思い出をつくっていきたいです。

 

 

 


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