2022.12.15
快適な家をつくる
カテゴリ:未分類
こんにちは。アップル山田です。
高知県も本格的な寒さとなってきましたね。
もうすぐクリスマスやお正月を迎えますので、
冬らしさを感じながら、高知の短い冬を満喫したいと思います。
さて、少し前になりますが、11月にパッシブ技術研究会の
現場見学会に参加するため、私の地元「青森県」に行ってきました。
パッシブ技術研究会の会員である「建築工房クーム」さんが手掛けた、
完成したお家とお引渡し前のお家を見学させて頂きました。
青森県はほとんどの地域が省エネ基準地域区分「3地域」となっており、
高知県よりも遥かに厳しい温熱環境下での家造りが求められています。
そのような環境の中で高い技術で家づくりをしている
クームさんの「快適な家」を肌で感じる事が出来ました。
屋根、壁、基礎、全ての断熱性能が高く、
気密性能もしっかりと確保できているので、
外気が1桁台でも、室内はとても快適な温度に保たれていました。
機械を使わず自然の力で換気するパッシブ換気を採用し、
ガス式温水暖房を用いて、温水の入ったパイプを床下に巡らせることで
床下全体を暖めているそうです。
各部屋の床に設けたガラリから暖まった空気が室内に上がっていき、
2階の高所に設けた排気口から空気は排気されます。
計画された空気の動きが実現されており、
一つの熱源で家全体を暖めることが出来ていました。
全国から集った会員の方々や豊橋科学技術大学 教授の田島先生と
お家の隅々まで見学させて頂き、
構造や断熱の充填方法など貴重な意見を聞くことが出来ました。
これからより一層、断熱性能が求められる時代になっていくと思いますので
知識を身に着け、矢野工務店の矢野工務店らしい家造りに生かしていければと思います。
関連記事
- ・撮影
- ・取材と撮影
- ・矢野工務店の暮らしかた
- ・写真撮影