2020.03.10
板庇。
カテゴリ:現場リポート
ブルー鈴木です。
連日コロナウィルスのニュースで持ちきりですが、
建築業界も色々な影響が出て来ております。
早くこの事態が終息してくれるのを願うばかりです。
本日は黒潮町 「木波音の家」へ現場確認に行って来ました。
外部では外壁板金工事も終盤を迎え、残り樋工事のみとなりました。
当社では全てではありませんが庇を木製の板庇で行います。
低温で機械乾燥させた杉板45mmを当社工場で加工し、
防腐剤入りの塗料で外壁カラーに合う色で塗装します。
その後板金で庇を被せるのですが、この被せ方にも少し工夫しております。
強度を持たせる為に厚み45mmの板を使用しますが、
そのまま使用すると厚すぎて不格好になります。
出来るだけシャープに見せたいので板を斜めに削り、
先を30mmに仕上げます。
これに普通に板金を被せきってしまうとあまり薄く見えません。
さらにうすく見せる為に板金を30mmの半分の
15mmに見付を仕上げて被せる事でより一層シャープな庇になります。
この薄さで庇が仕上がると水平ラインがビシッと通り外観が締まって見えます。
外観は家の顔になりますので、よりかっこ良く仕上がる様な納まりを今後も考えて行きたいと思います。
こちらの現場も足場解体までもう少し。
仕上がりがとても楽しみです^^