2020.09.25
耐力壁。
カテゴリ:現場リポート
ブルー鈴木です。
現在、たくさんの現場が同時進行で動いておりますが、
各現場大工さんによる造作工事を行っています。
越知町「ゆいなのいえ」では耐力壁取付やフローリング張り、
断熱材充填工事等、順調に工事が進んできております。
当社では、耐震等級3を標準仕様にしており、
外部耐力壁面材でタイガーEXボード9.5mm、
内部の耐力壁で筋交いや構造用合板の9mmや24mmを使用しております。
耐力壁面材では、耐力壁下地や合板の取付にN釘やCN釘を使用し、
それぞれ規定もしくはそれ以上で釘の留め付けを行い、
特に釘のピッチや沈み込みに注意して施工します。
耐力壁合板を下地に留め付ける際、専用の釘打ち機で施工しますが、
機械の圧力が強すぎると釘がめり込み過ぎることがあります。
釘がめり込み過ぎると耐力が半分以下になってしまいますので、
当社ではそういった事を防ぐために、できる限り釘打ち機の圧を下げ、
打ち込む力を弱くして打ち、釘が飛び出た状態にしてから
後は手打ちで構造用合板と釘を同面になるように打込み仕上げて行きます。
耐力壁は家を地震の揺れや風から守る大切な役割を担っています。
耐力壁を正しい施工方法で取り付けし、
お客様が安心して暮らして頂ける家造りを今後もして行きたいと思います。