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日々のいろいろ。

2018.02.01

耐震リフォーム達人塾

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レッドです。

 

先週、耐震工事に関係するセミナーに参加してきました。

 

実際に耐震設計や耐震工事をされている方向けのセミナーです。

 

事前に課題が出されて、

 

各自が行った耐震補強の計画を基に参加者をグループ分けし、

 

各自の補強計画をグループ間で共有して、

 

最善の案をセミナー内に発表するというものでした。

 

 

私のグループの課題は、

 

外壁の改修工事と併せて耐震工事を行うというものでした。

 

 

画像が課題のお家の平面図です。

 

平面図を確認したところ1つ難点がありました。

 

1階の南側のラインが窓ばかりで壁がほとんどありませんでした。

 

 

画像の青く色がついている部分が窓になります。

 

壁が少ないということは、

 

耐力壁として補強できる壁がとれないということになります。

 

窓の一部を壁にして補強をするしか無いなと思い補強計画を立てました。

 

私が立てた補強計画です。

 

 

1階の赤く色がついている壁を補強するようにし、

 

2階の補強は柱の脚元と頭元の金物補強のみを行うようにしました。

 

南側の窓を1ヶ所壁にして、洋室の窓の一部を壁にしました。

 

色が付いている壁を外部から構造用合板を張って補強します。

 

外部からの補強でも評点を高くすることができ、

 

基準値を超えることはできるのですが、

 

家の中からも補強をするように計画しました。

 

家の中から補強した壁は2階の直下の壁です。

 

2階の地震力を1階から地盤へと無理なく伝えるためには、

 

2階の耐力壁の直下の壁を補強することが良いとされています。

 

なので2階がのっている壁の直下を補強するように計画しました。

 

 

他の方の補強計画を見てみると、

 

外部からの補強のみをされている方や、

 

コストを安く抑えるような補強をされている方、

 

南側の窓を壁にすることなく補強されている方もいました。

 

みなさん実際に耐震工事をされている方たちなので、

 

補強計画の際に注意されている点等をお聞きしました。

 

私とは違う観点から補強計画をされている方もいらっしゃったので、

 

とても勉強になりました!


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