2022.09.13
造作枠。
カテゴリ:現場リポート
ブルー鈴木です。
9月に入って台風が立て続けに発生し、各現場の台風養生で大忙しです。
足場の養生ネットをたたみ、仮設トイレの固定、ゴミカゴの飛散防止や
建物の風雨対策など大工さんと協力しながら行っています。
「備えあれば憂なし」でしっかり台風対策を行いたいと思います。
現在進行中の各現場では、建具枠の取付等の造作工事を行っています。
弊社では建具枠や窓枠をホワイトアッシュという無垢材を使用し、
刻屋で大工さんがプレカットしたものを現場で組み、取付して行きます。
方建て(縦枠)には防寒ジャクリ(戸ジャクリ)と言われる溝加工をし、
枠と建具の間から光が透けにくくしています。
建具は弊社オリジナルで面材はシナ合板、引手はブラックチェリーという
無垢材を使用し、指の掛かりを幅15mm、深さ10mmで溝ジャクリし、
建具の上から下まで通しています。
こうすることで小さいお子様でも手が届き、開閉が楽に行えます。
また引き戸を開けた時に指を挟まないよう、方建て(縦枠)から30mm出たところで
建具が止まる様に工夫し、安全で非常に使いやすい建具となっています。
最近ではソフトクローズ仕様を希望されるお客様も増えてきており、
そちらも対応可能となっています。
すまいるパークや完成見学会で実際に触れて頂き、使いやすさを体感して
頂けたらと思います。